生理の時、「お腹や腰が痛い」などと悩んでいませんか？月経痛（生理痛）は多くの方が経験する症状ですが、「仕方がないもの」と我慢せずに、適切なケアをすることで症状を軽減できる可能性があります。
月経痛が起こる主な原因
子宮が経血を体外に押し出そうと収縮する際に分泌される「プロスタグランジン」という物質が主な原因です。
しかし、痛みを感じやすい身体の状態には、以下の要因が深く関わっています。
・骨盤の歪みと血行不良
月経周期に合わせて骨盤は開閉を繰り返していますが、普段から猫背や足を組む癖などで骨盤が歪んでいると、子宮周りの血流が悪くなります。血液の流れが滞ると、痛み物質（プロスタグランジン）がスムーズに排出されず、痛みが増強してしまいます。
・自律神経の乱れと冷え
過度なストレスや睡眠不足は、自律神経のバランスを乱します。自律神経は、血管の収縮・拡張をコントロールしているため、乱れると体が冷えやすくなり、さらに血流が悪化して痛みを増幅させます。
・筋肉の過緊張
特に腰やお腹周りの筋肉が緊張していると、骨盤の動きが悪くなり、月経時の子宮の収縮を妨げたり、周囲の神経を刺激したりして痛みにつながります。
整骨院でできる月経痛へのアプローチ
1骨盤・姿勢矯正による血流改善
最も重要なのが、骨盤の歪みを整えることです。歪みを矯正することで、子宮や卵巣がある骨盤内の血流を改善し、痛み物質の排出を促します。また、正しい姿勢に戻すことで、内臓への負担も軽減されます。
2自律神経へのアプローチ（鍼灸・手技）
ストレスや冷えが原因で自律神経が乱れている方には、背骨や手足にある自律神経を整えるツボにアプローチする鍼灸施術が非常に有効です。
3筋肉の緊張緩和と温熱療法
腰やお腹周りの硬くなった筋肉を、手技や温熱療法で丁寧に緩めます。これにより、月経時の子宮の動きをサポートし、痛みを和らげます。
我慢しないでご相談ください！
月経痛は「体質だから」と諦めずに、身体の土台である骨格や自律神経を整えることで、必ず改善の可能性があります。毎月の憂鬱な時間を少しでも快適に変えるために、ぜひ一度、当院にご相談ください。お一人おひとりの症状に合わせた最適な施術プランをご提案させていただきます。