姿勢矯正が「すぐ戻る」理由とは?根本改善に継続が必要な3つの科学的根拠
北九州でそんな経験をお持ちの方は少なくありません。
実は、猫背矯正や骨盤矯正において、施術の質と同じくらい重要なのが「通院の頻度と継続」です。なぜ一度の施術で完治しないのか、その理由を解剖学的・生理学的な視点からプロが解説します。
1. 脳が悪い姿勢を「正しい」と誤認している(ホメオスタシス)
私たちの体には、内部環境を一定に保とうとする「ホメオスタシス(生体恒常性)」という機能が備わっています。
長年のデスクワークやスマホ操作で染み付いた「悪い姿勢」を、脳は「これがいつもの正しい状態だ」と勘違いしています。そのため、施術で骨格を正しい位置に整えても、脳が「異常事態だ、元の場所に戻らなきゃ!」と指令を出し、筋肉を強力に引っ張ってしまうのです。この「脳の書き換え」には一定の反復刺激が欠かせません。
2. 筋肉の「形状記憶」を上書きする期間が必要
骨格を支えているのは筋肉です。猫背や骨盤に歪みがある状態では、一部の筋肉は短縮し、別の筋肉は伸び切って弱化する「筋バランスの不均衡」が起きています。
この筋肉のバランスを脳に覚え直させるには、以下のステップが必要不可欠です。
- 初期段階(定着期): 体が悪い状態に戻りきる前に次の施術を行うことで、正しい位置を身体に学習させます。
- 定着段階(安定期): 正しい姿勢が「当たり前」の状態として脳にインプットされ、無意識でも美姿勢を維持できるようになります。
3. 「卒業」を見据えた根本改善の3ステップ
STEP 1集中ケア期: 頻度を高めて通院し、まずは頑固な歪みのクセを徹底的に取り除きます。
STEP 2メンテナンス期: 良い状態をキープしつつ、徐々に通院間隔を空けて「戻らない体」を作ります。
STEP 3セルフケア期: 自宅でのストレッチを併用し、自分で正しい姿勢を維持・調整できるスキルを身につけます。