寒くなると体が痛くなるのはなぜ?
冷えと不調のメカニズムを解説
「朝起きた時、体が固まって動かしにくい」
北九州でも気温が下がる時期になると、このようなご相談が急増します。実は、寒さと体の痛みには深い因果関係があります。今回は、なぜ冷えが不調を引き起こすのか、そのメカニズムと解決策について解説します。
1. 寒さで痛みが強まる3つの医学的理由
① 血管収縮による「血行不良」と「酸欠」
寒さを感じると血管が収縮し、筋肉への血流が滞ります。筋肉が「酸欠状態」に陥ると、痛み物質(ブラジキニンなど)が放出され、慢性的な重だるさを引き起こします。
② 交感神経の優位による「筋肉の過緊張」
寒さに対抗しようと自律神経の「交感神経」が優位になり、全身の筋肉が無意識に緊張します。これが「冬のしつこい肩こり」の正体です。
③ 関節液の粘性上昇と柔軟性の低下
温度が下がると関節内の「滑液」の粘り気が増し、動き出しの痛みやギシギシ感が生じやすくなります。
2. 北九州の冬を快適に過ごすための「冷え対策」
- 「3つの首」を温める: 首、手首、足首を保護し全身の血流を改善。
- 入浴で深部体温を上げる: 40度前後のぬるめのお湯に15分浸かり、副交感神経を優位に。
- 軽い動的ストレッチ: 肩甲骨や股関節を揺らす運動を習慣化しましょう。